今日はまたイイ天気で(^^)
朝晩はやっぱ寒いスけど、パテも乾くし良かったッス。
今回は営業車の為急ぎでとのご依頼の鈑金。
電柱にド~ンでべっこり凹んだドアの修理です。
通常ここまで派手だと交換なんですが、
車両保険無加入、しかもドア手配だと時間が掛かるってワケで、
修理です。
べっこり凹んでるんで、鈑金屋用の特殊な吸盤で引っ張ってみます。
運がイイとベコンの音と共に出てきてくれるんですが、
運が悪い…びくともしません(>_<)
次は内張り剥がして中から押すパターンです。
残念ながらドア前方には小さい穴しかなく、
そこから少しだけ押せましたがほとんど意味無く…。
ここで登場、前回タントの鈑金で撮り忘れたスタッドマチックの登場です。
鈑金屋さんならおなじみですが、
一般的には知られていない機械です。
無論十数万円の機械ですが(^^;
今回はワッシャー溶殖引き出しに使います。
ドアパネルの塗装を剥離し鉄板を剥き出しに。
「へ」の字に曲がったラインにこの機械で専用のワッシャーを溶殖します。
そこに鋼鉄棒を差し引き出します。
ほら、まっすぐ(^^)v
プレスラインを次々引き出します。
ラインが出てもパネルの凹みが治まらない箇所もあります。
そこは個別に溶殖して引き出します。
ヒドイ所はこんなカンジにもなります。
平面定規などを使い極力平らになるようにひたすら引き出します。
しかしながら伸びてる箇所もあります。
伸びてる箇所を引き出すと膨らみますよね、
スタッドマチックは違う使い方もあるんです。
カーボン棒を装着し、熱を加えて炙るんです。
ソレを冷やしながらハンマリング(鈑金専用ハンマー)で叩き慣らすと、
伸びた鉄板が縮みイイカンジになります。
その繰り返しで、2時間程度で、
やっとパテが塗れるようになります。
一発目のパテ塗って今日は終了です(^^)
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