あれから5年です。
Facebookにも投稿しましたが、昨夜風呂入ってたら
いきなりの断水(><)
蛇口ひねっても水が出ないアノ感覚、一瞬で震災時を思い出しました。
急いで子供に服を着せ風呂から出しましたが、
これが何日も続くんだ、と勝手に思い込み、
近所や市役所に確認、ここら辺だけだろうと急いで工場に水を汲みに行きました。
夜間の突貫工事にて朝には復旧しましたが、
嫌なトラウマですね。
当時は自宅近辺3ヶ月も水道出なくて、
給水車による飲料水の確保はできましたが生後6ヶ月の下の子は、
仮設の風呂にも連れて行けず、
川から水を汲み、
衣類で濾過して沸かし、BBQコンロで薪を燃して
ベビーバスで洗ってやりましたねぇ。
蛇口から水が出ない、それだけでも大変な思いしますよ。
着々と街があった場所には土が盛られてます。
「街」になるには30年掛かるとか聞きましたが。
俺は70歳過ぎてるなぁ~。
それまでにまた災害起こらなきゃイイですが。
首都直下型や南海トラフとかいつ起こるかもしれない大災害、
なめてちゃイカンです。
実際三陸の人たちだって、こんな大きいものが来るとは誰も思ってなかっただろうし、
自分に関わり無いと思ってると痛い目に遭います。
津波のなかった阪神淡路大震災だって未曾有の被害ですからね。
さっき友達が、「これから墓参り行ってくる」と寄って行きましたが、
お墓に入ってるのは両親のお骨じゃなく写真です。
5年経った今でも両親とも見つかってません。
多くの不明遺体と何度もDNA鑑定してるんですが、見つかりません。
遺品となるものも津波で家ごと流され、発見した車から見つけた数点の小物しかありません。
そんな被災者が万といます。
5年の節目とニュースなどでは言いますが、
節なんてないんじゃないかなと。
ともあれ前を向く姿勢は変えてはいけませんよね。
振り返ったって戻れない、帰れない、何も取り戻せない。
生きたものはこれからを生きて、この先を考えて、伝えて、
誰が悪い訳でもない自然災害、責めるより前を向いて行きましょう。
高田から仙台に避難・移住した俺のばあちゃん、
今度は愛知へ引っ越しました。
もう高田には帰って来る気ないな(^^;
90歳なんですが全然元気で、前を向いて歩いてます。
俺も元気なうちに新しい高田の街を見てみたいなぁ~。
もうすぐ午後2時46分。
黙祷を捧げようと思います。
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