昨日の午後イチ、どこぞのおじいさんが、
「車落ちたから上げてくれや」と訪ねてきました。

７０代？ちょっと耳は遠くなかなか会話が成り立たないようなおじいさん。

隣のラーメン屋の駐車場、
柵がなくクラウンワゴン前輪・前方が法面に落ちてました～。

工場に戻りプー太郎君と四駆ミラで駆けつけ、
ワイヤー掛けて引き上げ。
駆動輪が着地してたのでミラでも多少引っぱりで上がるべな～
と、難なく引き上げ完了。

出張料２千円、引き上げ時価千円、計３千円の予定でしたが、
なんせボケてるのかお話にならないおじいさんなので、
勝手に渡された千円でまずOKとしました。

落ちたはずみでラーメン屋さんの電柱を倒してまして、た
かろうじて電線は切れてないものの３０度以上は傾いちゃってるんで、
「店主さんとお話しして電柱どうするか決めてって下さいね」と言ったんですが、
ウチらが帰ろうとすると、おじいさんまで帰ろうとしてます。

いやいやいや、、、

「おじいさん、電柱倒してますから帰っちゃダメなんですよ～」
「保険入ってますよね？」

「なんだかわかんね、使ったことないから」

半ば強制的に車検証入れを拝見、
ありました、保険証券。

「保険屋さんに連絡して来てもらって下さい」
「なんだかわかんねぇ」

やっぱ話にならず、一応証券見てみました。
期限が２４年９月２４日。

・・・１０日前に切れとるがな（＞＜）

まぁ、更新してるべからと、ラーメン屋さん店主さんに証券渡し、
仕事も忙しかったんでその場を後にしましたが。

今朝、駐車場の掃き掃除してたらラーメン屋さんのおばちゃんが来て
「昨日はどうもね～、おじいさん保険入ってなかったんよ～」

「マジすか！？」

なんとか引っ張って直したみたいですが、
自賠責以外保険なし、挙句にロクに話もできないおじいさん・・・。

恐ろしいです。

これで人跳ねたら、大事故起こしたら、
とんでもない結末に寒気を感じました。

家族は何も言わないんでしょうか・・・。

車両保険は入らないにせよ、対人対物は入ってないと、
起こしたくて起こすのが事故じゃなく、起こしたくなくても起きてしまうのが事故です。

万が一の時保障できますか？

言っちゃ悪いけどあんな耄碌したじいさんに運転させるのもどうかと思います。
ウチのばあちゃんも何かあってからでは遅いからと、自ら免許証を返納しました。

車は便利な道具です。
しかし凶器や破壊兵器になりうること忘れてはイカンです。

昨日テレビで言ってましたが１年に１５０件ものひき逃げ事故があるらしいです。

人生を棒に振るのはわかりますが、
逃げたら新たな犯罪となります。

起こしたくなくて起きたものでも責任を取り、
せめて金銭的な保証をできるようにしておかなきゃですよね。

そんなお話、

たまにゃ真面目な話もするボクでした（＾＾；

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