ふぅ~寒いッスねぇ~、
朝工場来て温度計見ると+1度・・・。
室内だぜ~、うぅさむぅ(><)
今日は塗装室で磨きなんで遠赤外線ヒーター点けてあっためてやるべ。
さて今日はいつも「塗装して磨いて組み付けて~」なんて
『磨き』を飛ばしてるんで、どんなモンなのかを紹介します。
昨日塗装したエスティマのスライドドアとリヤクオーターです。
一見艶あって良く見えますが、今の季節は乾燥してることもあり、
塗装にゴミ(塵)が多数付着します。
カメラで撮っても写らんので、1300番のペーパー掛けます。
全体的にゴミだらけ。
近くて見るとこんなカンジ(><)
ヒドイです(@@)
ゴミ自体はミリにも満たない微細なものなんですが、
クリヤーが掛かると山になり目立ってしまうんス(^^;
これを平坦に研ぎ出して磨いて艶出す作業をしてます。
まず耐水ペーパーの800番で1つずつ削ります。
指と指の平を使い研ぎ過ぎると陥没し、浅いとゴミが残るのを
指先の感覚だけで研ぎ出します。
周りと馴染むように浅く周りも削ります。
水を切って今度は空研ぎのペーパーです。
800番の目を消す1300番のペーパーです。
ダブルアクションって機械に付けて削ります。
全体に掛けます~。
機械で掛けれない部分があります。
角などは下地が出やすいので手で(指で)掛けます。
だいぶ暖まってきました(^^;
9度、しかし湿度低い(><)
さてお次は1300番のペーパー目を耐水の1500番で消します。
これも手研ぎです。
白く見えるのは泡じゃなく研いだクリヤーのカスですよ。
次は1500番の目を消す2000番のペーパー、
これもダブルアクションで。
段々細かいペーパーになって行きます。
お次は2000番を消す2500番。
これも空研ダブルアクション。
最後は2500番の目を消す3000番の水研ぎです。
特殊な薄いペーパーを専用スポンジに付けて使用します。
こんなカンジ~。
これで一通りペーパー掛けは終わりです。
同時塗装のドアパネルも同じ工程で終了~。
このように単に磨きと言っても磨くまでが非常に長いです。
ペーパーは800-1300-1500-2000-2500-3000番と、
実に6工程。
こんで半日費やしました。
塗装より磨きが時間かかる事実を一般ユーザーさんあまり知りませんよね。
てか磨きすらしない業者も地元にゃおります。
直して塗って終わり~、値段なりの仕事しろって(><)
次回、ペーパー目消しから鏡面磨きまでの
ポリッシングをお見せ致します~。
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