あの日から9か月経過しました。 季節も冬になり、初冬ってことで震災時のあのころの気候と似ています。 先日、岩手県警が大震災発生直後、陸前高田、大船渡両市の沿岸部を津波が襲う様子を県警航空隊のヘリコプターが撮影した映像を公開しました。 とても衝撃的な映像です。 地震発生から約30分後の午後3時20分ごろから約30分間撮影された模様ですが、 大船渡湾の湾口防波堤を乗り越える様子から始まり、陸前高田市の市街地が水没する様子、 7万本の松林で有名な高田松原も完全に姿を消し去る様子など上空から広範囲で撮影されています。 今朝の新聞に掲載されていた記事では、撮影していた警察官も逃げ惑う人々、津波に気付かず走行している車、なす術なく撮影してるしかない自分に切なさを感じたようですが(><) パソコンでは以下のサイトからご覧頂けます。 毎日新聞社:毎日jp http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee438140.flv?inb=yt 読売新聞社:YOMIURIonline http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_news/vn111207_2.htm 携帯では見れるかわかりませんが。 27分の長編ノーカットです。 気仙川を川上へ逆流してる様子が映し出されますが、 俺も妻と子供と共に知らずに車で併走していました。 数分遅かったら…と考えるととても悍ましいです・・・。 とっさの判断で国道に曲がっていたら多分無事ではありませんでした。 残念なことに数台対向車がありました。 狭い道なのでUターンできたかどうか。 忘れてはいけない貴重な映像です。 末代までの教訓として残しておかなければなりません。 「津波てんでんこ」という言葉があります。 てんでんこ・てんでんとは三陸地方で個別やそれぞれ・バラバラという意味です。 津波が来るとバラバラになるって意味じゃありません。 津波が来たら人や物など構わず逃げろという意味です。 自分の命は自分で守る。今回の津波でも家族を待っていたり、 物を取りに帰ったりして多くの命が失われました。 自らがそれぞれ生き延びれば、道路が寸断されようがいつか会えます。 人や物が大切で心配なのはわかりますが、我が身は我が身で守らないと、 大変なことになったりします。 とにかく津波が来ると聞いたら、着の身着のまま逃げなければってコトです。 大津波、もう来ないことを望みますが、 天災はどうにもねぇ~。 最近また大きい地震が来たりしてます。 気を付けましょう。 |
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